初夏の雨の影響もまだあるものの、ぶどうは順調に成熟を続けています。収穫は成熟の早い
区画で9 月15 日から、大半の区画では18 日から20 日あたりからになりそうです。収穫量
は例年よりも少なくなる見込みです。
未知数の部分もありますが、今年のボジョレ・ヴィラージュ・ヌーヴォーは、生き生きとした赤い
ベリーの香りが豊かな、新酒らしい味わいになりそうです。
夏日によって開花が順調に進んでいた六月から一転、雨天と低い気温が続いています。
雨量の累計は例年より多く、気温も七月にしては低い状態です。
チームは全力でぶどう樹をケアし、収穫への影響を最小限にするため努力しています。
現状、一部の葉は天候の影響を受けていますが、ぶどうの房は健全な状態を保っていま
す。しかし、収量は六月の見込みよりも少し減りそうです。
天気予報では明日から15 日間は晴れで、夏日が続きそうです。収穫は変わらず、9 月15
日付近を予定しています。
「夏日が続き、生育は順調-6月21日-」
ブルゴーニュはここ15日ほど夏日で、輝くような太陽に照らされた素晴らしい陽気が続いています。
昼間は暑く、夜は寒く、ぶどうの生育にとって最高のコンディションです。
4月5月に土壌が十分な水分を貯められたところに、ここ数日の気候が功を奏し、春の生育の遅れを一気に取り戻しつつあります。開花も、標高の高い一部の畑を除いてほぼ全域で完了しました。とても満足のいくペースです。
収穫量の見通しも少しずつ立ってきました。おそらく、開花前に危惧していたよりは良い結果が期待できそうです。残る最大の関心事はぶどうの重さと大きさですが、これは夏の天候に依るため、まだわかりません。
今のところ、収穫は平年並みの、9月10日から15日を見込んでいます。
これは良い報せです!
メゾン・ジョゼフ・ドルーアン
代表取締役社長
フレデリック・ドルーアン